亜麻仁油

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普通に油を摂取すると太るとか体によくないと言われています。
しかし亜麻仁油は摂取すると体にいいと言われています。
これらの油のちがい、油の種類においてどういったものがあるのか見ていきます。
そもそも油というのは単にエネルギー源として体内に取り込まれるのに於いてはなく、脂肪酸として体内に摂取されることで体の各種のところで大切な役割を果たしています。
役割は油に含まれる脂肪酸の種類によってちがいがあります。
脂肪酸は炭素と水素と酸素が結合したものです。
そしてこの中の炭素同士が二重に結合した部分がいくつあるか、其のちがいによって脂肪酸は分類されているのです。
二重結合がまったくないケースを「飽和脂肪酸」と言います。
そして二重結合が1つあるケースを「1価不飽和脂肪酸」と言います。
二重結合が2つ以上あるケースを「多価不飽和脂肪酸」と言います。

それぞれの脂肪酸において、それぞれ特有の性質があります。
中でも多価不飽和脂肪酸のオメガ3のα−リノレン酸、オメガ6のリノール酸は体内で自らつくり出すことができないために食物を通して摂取するのです。
これらのことを「必須脂肪酸」と言います。
体にとって特に重要な役割を果たす脂肪酸として知られています。
そしてこの必須脂肪酸をたくさん含んでいるのが「亜麻仁油」というりゆうです。
他において「えごま油」や「し其の実油」などがあります。
α−リノレン酸に関しては体の中に入るとEPAやDHAに変わります。
このEPAやDHAは青魚を食べることでも摂取することができます。